酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

昼下がりスターバックス

先日、穏やかに晴れた昼下がり。こんなにゆったりとしたスターバックスは初めてだ。高い天井、大きな窓から燦々と陽射し。空いてたから四人がけ柔らかいソファに陣取ってひとときゆっくり読書の贅沢。

…しかしね、隣の隣の席に陣取った二人デートの女の子たち、二人ともどかんとお揃いのフォンダンショコラフラペチーノにコテコテチョコレートケーキにチョコムースケーキじゃんじゃん完食、イヤちょっとやりすぎショコラなんじゃないか…ちょこっとずつケーキ交換したり写メしあったりしてものすごい嬉しそう楽しそうだったからまあ愛らしくていいんだけど、いいんだけど…いや別に羨ましいとか健康被害とかこの寒いのにお腹冷えるんじゃないかとか別にまあいいんだけど。とにかくなにより幸せそうだったから。

向こうの年配女性2人連れはオレンジのシブーストタルトに王道チーズケーキ、あったかい香りのいいお茶らしきもの、これ香りいいわねえおいしいわねえなんてわいわい言って啜ったりしながら、あとはケーキには手つけずに夢中でおしゃべり、実はお互い気を遣って食べるタイミング逃してるんじゃないか、ちいとどうも気になっちゃったり。(睨み用ケーキ)おいしそうなケーキなのに。(たくさんの最先端の一流商売職人たちの思い、愛と苦悩と喜びの開発歴史ドラマの詰まった麗しい愛しいケーキにも敬意を。)

明るい窓際特等席で珈琲(ワシもここがよかったなあ。)柔らかな昼下がりを過ごす老紳士たち、パソコン睨んでお勉強の学生、仕事人、動画や漫画やSNS、携帯電話で憩いのひとときの若者やママたち。暖かい珈琲とチョコレートの香り。

イエちゃんと本も読めましたでござるよ。

…明日からはオペラフラペチーノ狂詩曲だな、きっと。