酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

11月補遺・吉田篤弘備忘録

11月週末のあの日の補遺である。メモに残っていたのでメモのままとりあえず。今年もそろそろ終わっちゃうしね、心残りがないようにアップしといちゃおう。 *** *** 週末は吉田篤弘「雲と鉛筆」と、ふと図書館で手に取ってしまったのでついつい再読して…

11月、12月

11月。 朝の天気雨が上がった後、便りが届いた。銀杏が色づき始めた駒場の街で、金と緑の朝陽の木漏れ日の中を歩いているよ、と。「気持ちのいい季節だね、今日もがんばろ、なんて気持ちになるよ。」 そうか。 私は、晩秋の低い朝陽が辺り一面に金緑のひかり…

漱石忌

毎年12月8日には、太平洋戦争開戦の日であることととジョンレノンが狙撃された彼の忌日であることをしみじみと思い出す。 8月の壮大なセレモニーが行われる、あの惨劇に向かった戦争がはじまったこの日は誰も何も言わない、意外と知られていないので、ひとり…

「コンビニ人間」村田沙耶

こないだ、ポヨンと音がしたので見てみたら、 「『コンビニ人間』という本がある。感想を教えろ。」という丁寧なメッセージが我がiPhone君に入っていた。 知らんがな。 「じゃあ読め。」 知らんがな。 …しょうがないなあ。芥川賞をとったらしいのでちいとネ…