酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

穢れの町、肺都(エドワード・ケリー アイアマンガー三部作・第二部及び三部)読了

ということで読了いたしました。第一部読了時点のメモはこちら。 一旦ハマったらかなりの長編ではあってもガアと一気読みしてしまうものすごい力業で構築される壮大な物語ワールド、その世界の躍動感に驚嘆するばかり。 いや~なにしろものすごいスペクタク…

「アフターダーク」村上春樹

さて。 毎朝悪夢と絶望の中に目覚め、少しずつ少しずつその日生きるための燃料を取り入れて辛うじてその日その日の平常心を己の中に育て直してゆく。朝の透明な空から、清浄な空気から、日々の暮らしに伴うルーティン、その動きからその中にひらけてゆく風景…

堆塵館 <アイアマンガー三部作>

さて、「荻原規子が夢中になった長編ファンタジー」という雑誌の記事があったというワケなんである。うむむ、あの希代のストーリーメーカー荻原規子さんが。 これはきっと間違いないに違いない、と私が思ってしまったのも無理はなかろう。 ということで小説…