酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

美辞麗句

美辞麗句って書いてて思い出した。 びじれいく。 この言葉は何度も口の中でつぶやいて発音を練習したんである。 何故か。 …耳から入ってくるよりまず書物で字面から覚えた言葉っていうのは結構多いものだ。特に書き言葉、四字熟語とか漢語とかではそっちの方…

恩師ご退任

ゼミでお世話になった先生が定年を迎えられた。この3月で退任される。…ということで歴代のゼミ生たちによって催されたのが3月吉日土曜正午「M先生のご退任を祝う会」。 ピカピカ立派な渋谷のホテルの地下ホールにて賑々しく行われた。 渋谷は苦手である。…

フードコート

フードコートって苦手である。好きになれないのだ。言ってしまうと嫌いなのだ。 郊外によくあるショッピングセンターなんかに必ずあるアレ。高速道路のパーキングエリアみたいにいろんな食べものやのチェーン店のブースがあって、そこでセルフサービスでトレ…

たんぽぽ色のリボン

岡崎京子やっぱりすごいな。あのまっつぐさにヤラれている。あんなに嫌いだったけどやっぱり泣けてくる。 …もちろんオレのバイブルは安房直子だ。魂が死にかけてるとき最後の手段のカンフル剤のようにオレの存在の根幹のところを、一番大切な場所を蘇らせて…

日曜散歩・早春

中央線N駅南口から線路に沿って東の道を行くと、ひどく古い薄汚れたアパート群が並んでいる。昭和の時代にタイムスリップしたかのような印象の団地群がうっそりとうずくまっている。 昔、私が通っていた都立高校の広い校庭の片隅、テニスコートの南側にどこ…

アルメニアン・ダンス

姉の友人がファゴット吹くというので誘われてアマチュア吹奏楽団演奏会に行ってきた。(ファゴットはかっこいい。賢治の詩にも愛妹追悼関連の一連の挽歌群の中に出てくる。電車の中で聞こえてくる、葬送行進曲のテーマだ。青森挽歌。従って私の中でファゴッ…

涙と笑い

さて。 毎度おなじみべろべろアル中の夜、ものすごく久しぶりに中島みゆき(古いやつね)を聴いてすっかり昭和な心持に浸っている。思えば中学生のとき生まれて初めて自分のお小遣いで買ったレコードは中島みゆきの「生きていてもいいですか」であった。「別…