酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チョコレート食べた。

いろいろとめり込んで困っている。このままだと床を通り抜けて地層を突き抜けて地下深く沈み込み闇のマグマ大使になってしまう。 なんとか己を鼓舞し幸せにならなければならないと思い、どうしたらいいか手立てを考えた。周囲の状況や己を変えることはできな…

違和感

流行り言葉やネットスラングっておもしろい。 絶対に何か激しく人心をとらえる根拠がある。流れる時代の中の一瞬のツボを卓越した鋭いセンスと知性でとらえた機知に富んだ言葉。カッコイイ。ときめく。(「ときめく」は語源的な意味で。いまをときめく、とき…

商品

なんだろうな。 人間を商品として扱うことを大変な罪として大学時代あの先生は話していた。 例えば女性を性的な欲望の対象となる商品として扱うとか。 …奴隷制度とか、暴力に根差すもの、もちろん論外である。だが今現在、この身近な身の回りの世の中で商品…

「ドミトリーともきんす」高野文子

「ドミトリーともきんす」高野文子 図書館でさあっと眺めた程度なんだけど、くらくらするような、なんとも不思議な読後感。 自然科学と詩の近さと遠さ、その共通と違いのこと、世界の見え方のこと。 カオス、こみいった複雑な曲線のみで構成される具体として…

うた

そろそろ人生を総括せねばならぬと思い、またそれにともない断捨離なぞもせねばならぬなどと思ったりして棚の奥を探ったら昔の写真や手紙など出てくる。捨てられないでまとめてくるんで棚の奥に突っ込んでおいたものだ。 ついつい読んでしまう。 すべての手…

足先がとんがった細い形の靴がとても嫌いである。 先のとんがった、なんだ、ポインテッドトゥっていうのか、あと足先がとんがっているうえにかかとまで高くてとんがったピンヒールとか、あんなんで人間一人分の体重をささえようなんざ頭がどうかしている。非…

未来のない幸福

幸せのことをよく考える。 そぼ降る雨、みずほ台から国分寺へ帰る、バイク。 川越街道から、志木街道、府中街道。 いくつもの街を越えていく。景色は流れる。大きな川を越えてゆく。その度世界の境界線を越えてゆく気がする。己が不可逆の取り返しのつかない…

欲しいもの

オレが通っている風呂場にはサーヴィスのマッサージチェアがみっつほど備えてあるんだが、今までまったく我が意識野にはいってこなかった。はっきりいってバカにしていた。 私には愛用の中山式快癒器があるからだ。(ここで記事にもしたくらい愛していた。)…

儀式

おしゃく~ん、と甘い声で彼は笑い、何だい?とオレが答える。 そういう儀式だった。会話を始める前の。 いつものみんなと一緒の時の声とは違う、私だけが知っている甘えたようなその声の出し方。二人だけでいるときしか見せない表情と声、勝手な呼び方。(…

五月妄想のメモ

どういうことだ。 幸福感で泣きそうだ。これはどういうことなんだろう。 泣きそうなのは哀しくて切ないからなのだが、それが同時にものすごい陶酔と至福なのだ。ここでいう哀しみとは原罪に似ているものだ。そこに限りなく近い。…俗にいう嬉し泣きとか全然理…

罵詈雑言エキスパート

日本語の罵り言葉というのはおもしろい。 主として江戸弁的なイメージのもの。寅さんのあの「結構毛だらけ猫灰だらけ…」地口・啖呵売・香具師の口上に乗せられていくような芸としての悪口雑言。立て板に水で流れてゆくような言葉の奔流、芸術的な悪口雑言ス…

図書館、実家近く。

図書館オバケなので、どこの町に行っても図書館に出没する。やっぱり好きだなあ日曜の図書館。晴れた五月の昼下がり。柳沢教授読んで泣きそうになってるってなんなの。(この町の図書館は漫画が充実してるのだ。因みにこの作者の「不思議な少年」もヒジョー…

きゅうりとにんじん

きゅうりとにんじんには忸怩たる思いがある。 このふたつには生の状態だとヴィタミンC破壊酵素があると中学生のとき家庭科で教わったからだ。家庭科でヴィタミンの重要性を叩きこまれたばかりの女子中学生は貴重なそのCが破壊されてしまうというニンジンキ…

麦派

貧乏人は麦を食え。 ということで米よりは麦を食う。麦派である。発音がいい、ムギ。子供の頃ムギチョコが好きだったからに違いない。脳に「ムギ=ムギチョコ=うまい菓子」という刷り込みがなされている。あと、麦こがし練ってむにゅむにゅ食べるおやつ。(…