酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

さびしい

寂しい寂しい寂しい。

 

今日は何もかもが私にあんまり酷かった。

全部自分のせいだし、今朝見たの占い最下位だったからだと思う。仕方がないんだと思う。別に報われたいとかそんなんじゃない。努力や頑張りやなんかが報われるなんてのはもちろん幻想だ。諸不幸の、諸悪の根源であるところの幻想だ。

 

何もかもから逃げ出したい。誰もかれもから、なにもかもから逃れたい。己の心の牢獄、己も含め誰も自分を損なわないところ、己が誰をも害さなくてよいところ。失うことをなんにも恐れなくてよいところ。

 

昼間飛び出して、ぽかんとひとときひとりのはるかな自由な空を垣間見て、考えていた。

ただこのままスナフキンになってしまいたいな。アタゴオルに行ってしまうのも良い。きっと本当はどちらも心の中の深奥の、その向こう側に開かれたどこかにあるんだろう。このがんじがらめの世界の自我のその向こう側。一面のあかるい空と自由。

 

なんとかこんな今日の私の闇を救ってくれたのは、一生懸命一生懸命しがみついてた己の心の煩悩、その全ての正しさや愛に近いもの、かなしいほどのいとしさ、思いやりや優しさや気遣いへの努力なんかでは決してなく、浅ましく卑しく穢らしくかなしい自分の憎しみ、憎悪や罪業に塗れたエゴイスティックで穢れた闇への開放から来る思いだけだ。

逆説だろうか?わからない。
イヤそうだ、どうでもいいことだ、そうだ、ただそういう人間なのだ。

楽にならなければ。

自分の幸福だけが大切。みんながそう思えばいい。
かなしみだけがひとしずくの救済。

 ***  *** 

本当は本当になんにも憎んでいない。そんな必要はないはずだ。

私は優しい幸せなカラッポ。
そんな風にしてうまれて光や恩愛や憎悪を受けて育ってきた。

本当は豊かな存在を、世界中を愛している。

 ***  *** 

死ぬのは怖い。
だからもう、疲れた。疲れた。

怖いのも辛いのももう嫌だ。寂しい。

母を失うなんて耐えられない。