酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

梅雨明け 原爆

朝から既に湿気もんやり本日不快指数急上昇猛暑予報。
まだみんな身体がこれに慣れてないから気をつけねばならぬのではの夏バテ熱中症注意報。

梅雨と一緒にコロナも明けてくれないかとあんなにも強く願ったのにかなえられなかったので私はかなしい。神も仏もないものか。

仕方ない。

ということでここしばらくの総括覚書としては、己の厳しい体調落ちくぼむ気合堕落する人間性に喝を入れようとあれこれ。生きねば。
 
山形のだし、これはいい。ねばねばはいい。
しかし鯖缶や納豆、生韮葱刻み味噌や大葉大蒜醤油玉葱酢漬け等作戦を決行した場合、長い間何をどうやっても口の中がとても辛い状態になる。これを繰り返すのは避けたいのでどうしたらよいか解決策を考案するのが今後の懸案である。
 
イヤ旨いことは旨いんだけど。とっても。
そして力も付きそうなんだけど。
 
…とにかく梅雨明け、水出し冷やし珈琲冷蔵庫に欠かせない。
水出し白桃煎茶なんかもぱらいそな甘露である。

グラスで氷がカラカラ鳴る音は良いものだ。風鈴の音のように不思議に懐かしい夏の記憶が耳に響く。
 
 *** *** ***
 
そして気が付くと明日はもう原爆の日だ。
だんだん風化される記憶、薄れてくる恐ろしさは戦争の足音と共に。
 
子供の頃広島で過ごした夏休み、私はあんなにもものすごい勢いで怖れていたのだ。はだしのゲン。大人になってからはこうの史代に魂を撃ち抜かれた。
 
…歴史ってのは繰り返すのかなあ。螺旋を描いて。人はいくらでも無神経に残酷になれるのだ。美学のためには。

人間は愚かってことなのか。これはそもそもやはり愚かなことなのか。よくわからないから考えなくてはいけないが難しいのでよくわからない。
 
とりあえず何しろ健康第一であると「ペスト」でカミュはそう言っていた。確か。
 
春樹再読大会はジミジミと続けている。1Q84オーウェルの先行文献を読んだ後ではなお一層面白い。

f:id:momong:20200804104821j:plain