酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

ミサイル

なんかだめだめだな。

朝起き上がる前に結構真面目に世界平和について考えてみたんだが、どんなに一生懸命考えてもやっぱりわからない。

 

わしゃもう自分のこともままならないからのう。

 

ミサイル飛んできた騒ぎで専門家みたいな人が大勢いろんなことたらふくしゃべって書いて議論してってのチラチラみてて、なんかやんなっただよ。みんなすごく正義で立派で物知りで頭がいいんだけど、変なとこで肝心なとこで突然頭が悪いとこ見せるような気がする。

そして怖い人。基本的に怖い正義の人の言葉は信用できない。

 

どうしてね、世界にはこんなにびっくりするほど頭のいい人、物知りな人、立派で偉大な人がこんなに大勢いるのに、根っから悪い人ってのはそうそういないのに、こういうシンプルなことがこんなに難しくなるんでしょう。酷いことっていうのは起こってしまうんでしょう。

 

大きな酷いことと小さな酷いことは同じ構造なんだろか。このことは、考え抜かなければならないことだという気もするんだけど。それぞれの人、そして自分ができることを考えなければならないんだけど、とは思うんだけど。

 

あれこれままならなすぎて心身共に弱ってしまって動けなくなっている。顔中ぶつぶつが出てユーツだよ。とりあえず目の前の真鶴を読んでうさぎの小物用の糸でもいじって今日を逃げ続けよう。

 

新栗の季節が来たらきっとものすごい美味しいモンブランを食べてやろう。少し先の野望があれば人間とりあえず生きていける。

 

皆がそんな風にして考えればいいのにと思ったりする。 

ミサイル飛んで来たらそういうのもみんなおしまいなんかねえ。戦争おこったらねえ、何もかも人間は変わってしまう。そして暴力には屈するよねえ、大きな暴力にも小さな暴力にも。

暴力は極小と極大が一番忌まわしく性悪だ。それはものすごく見えにくくなっていて、そうして、怠惰と想像力の欠如からきているから、おそらく。

今日も心身ともに脆弱な自分はいろんな力に屈している。
まあとにかくとりあえず自分を守らねば。攻撃する以外の方法で。

みんなそうすればいいのに。
「暴力と攻撃以外の方法で。」


でもだからさ、まあなるべくやっぱりできる限り一生懸命考えるよ。なるべく悪い方へいかないように、みんな頭をそういう風な方向で使えばいいと思うんだよ。目的が同じはずならさ。

そしたら文殊の知恵はくらいでてきそうなもんだ。…だってさ、だからなんかバラバラと違う方に向かってる気がするからさ。本当は一つの方向をむいているはずのものが、あらゆるタイプのそれぞれの分野の、世界の優れた才覚が。