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酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

自動トイレ

雑記

去年、友人の新居に遊びに行ったらトイレが自動だった。

個室に入ったら便器のふたが自動的に開いたんで私は仰天した。その感動を激しく訴えたら、友人に鼻で笑われたのではあるが。

そりゃなんかどっかの施設の立派なトイレならわかるけどさ、個人宅でそんなんやっぱ驚くやん。

…大体だな、私は便座があったかいのとかもものすごくイヤなんである。ウォシュレットとか受け付けない。誰もいないときにずうっと電気使って待ち受けてるとかなんか節電という美学の敵だしなんか「待てど暮らせど来ぬ人を」みたいな切なさもあって落ち着かないことこの上ない。自分ちでトイレがずっと私を待ってるんだな、とか思うともうものすごいプレッシャーである。

というわけで何故かついてる自宅マンションのトイレの装置の電源は抜いたままで暮らしていた。

んだが、最近家にいる者が電源を入れ、わたしに抜くなと命じた。

 

…地獄のような自動トイレ生活の始まりである。

ドアを開けると便座が開く。ういーん。
用を足すと自動でなんか動く。ぶおーん。

ああああああ。

自宅トイレに何かいる感覚が許せない。人間トイレでは孤独であるべきだ。
ずうっと電気食らいながらじいっと一日中待機してて部屋に入ると待ってましたと動き出す。

腹が立つ。

こんなものに慣れたくない。

いやだようううう~!

 

…いやね、これに慣れてしまう自分がいやなのヨ。
きっと慣れてしまう。瓦解は早い。

なんでも当たり前になってしまう。なんでも当たり前になってしまうのすごくいやであるがなってしまうのだ。どっかで食い止めないと。一度道を踏み外したら戻れない。犯罪だってそういうもんだろな。

100円ショップできたころだって、当初はものすごく嫌悪していた。安かろう悪かろう、センス悪い、労働力搾取。あれこれ言いたてていたが一度便利に味を占めたらもう平気で愛用する。私はその程度の人間である。

これに慣れたら、なんで自動で開閉しないんだよ、不便だなあとか言ってしまう自分になってしまうんではないか。

ああああ。オレはもうだめだ。堕落だ。憎むべきは自動トイレ。