酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

目が覚めた。

日曜深夜或いは月曜早朝。


数秒、自分が誰で今どこにいるかわからなかった。間違いなく宿酔の頭痛の中にいる。昨夜は飲みたくもないのに飲まされたのだ。(その後飲み直したのはまあ自己責任である。)


だがこの眠りの続きのような夜でもない朝でもない奇妙な静けさの中、いろいろ考えた。

この状態では、今のこのわたくしのかんがえはすべて明朝には失われているものであるのだろうと思う。


悔しい。

だが眠い。


ひとつだけ、明日の私にヒントを送ろう思う。


名前をつけたいのだ、このかんがえに。この概念に。それはここしばらくずっと考えていたことから導き出されたもの、今そこからポンと思いついたひとつのかたち。何か名前を、非常に明確なこの概念に。考え方のモデル、可変と可塑そのものであるために名付けることが困難ではあるのだが、それでも指標は成る。それを示すための、なにか。イメージは思考スタイルのクセのようなもの。名前さえつければ、それはきっとその度失われる非効率性から逃れることができる。失われない。生まれて生きたことが。


眠い。頭痛い。

どんどん忘れてしまう。


情けないくらい忘れる、沈んでゆく流されて行く、手が届かなくなる、失われる。仕方ないやな。


おやすみなさいサンタマリア。