酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

日曜日

きれいに晴れたいい日曜日だったので、夜、久しぶりに「日曜夜」と名付けたプレイリストをかける。

ヤレほんとに久しぶりだ。ちょっとほっとした。
ワシは繰り返される日常の安心感が好きなので、毎日、毎週、日々が平和に繰り返されることの儀式の感覚が好きなんである。

入ってるのは、アームストロングのこの素晴らしき世界、とかレナード・コーエンのハレルヤ、キヨシロの500マイル、とかなんだけどね。

あと、録画していたアメリカ映画なんかを観る。
CHEF。

ノリノリでイージーでハッピーなアメリカ映画である。
いやあ楽しかった。ちいと下品なのが気になったが、天才三ツ星シェフが拵えるメニューもやたらと不健康でシェフは肥満体すぎではあったが、人情てんこ盛りイージーハッピーダンサブル、みんなで踊りまくっててとびっきり楽しかったなので許した。やっぱり映画はイージーでハッピーなのがいい。

ワシはイージーでハッピーでシンプルなのが好きだ。
基本、イージーでハッピーでわかりやすくて脳内お花畑な人間だからだ。

だからイージーでハッピーじゃなくてわかりにくくてお花畑じゃない世界はさっぱり理解できんのだ。

どうして世の中みんなエラソーに小難しい小理屈並べてそのくせ結構おバカな議論とかで本末転倒みたいに喧嘩したりしててやたらとめんどくさいのだろう、ホントヤーネー。

 

こないだ友人M子と国分寺のケーキ屋で、なんでこう人生めんどくさくてよくわかんないおバカで難しくてあじきなくて残酷でかなしいことなんかがおこるのかねえって話してたら、「やっぱオスザルは種馬的にシーズンだけ招いて、あとは勝手にオスザル同士で戦争とかマウンティングとかさせて自己満足させときゃいいんだよねえ。後はメスザルだけで平和にがっちり暮らすの。そういうサル社会ってあるんだって。やっぱこれだよ、人間もコレ。…私感動してサル山絵葉書買っちゃったよ。」というよくわからないようでよくわかるようなやっぱりよくわからない反応が返ってきた。

どうしてサル山の絵葉書を買うことになったのかワシにはさっぱりわからなかったが、そしてそのケーキ屋のケーキは決して評価できるものでもなかったのだが、山小屋風カフェとしてとっても居心地がよくって、とりあえずやたらと可笑しくて楽しかったのは確かである。ケーキ談義も熱く盛り上がったしスイーツ男子SNSサークル集団らしき組織の集会なんかも目撃できた。

…しかしホント世の中もうちょっとテゲテゲでユルユルでハッピーでイージーにならんもんかしらねい。
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