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酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

飲み残す

麦酒あとちょこっとだけ飲みたいな、というとき、見積もりより少しだけ大きい缶を開けてみる。

飲み残そうと思うんである。
飲み残さねばならんのである。

小さな瓶で、シナモンと生姜と一緒に干し無花果を漬けるんである。ちなみに無花果麦酒漬は古代エジプトでは便秘の薬であったという。(今の食用の無花果とは品種が異なる古代無花果であったらしいが。)(古代エジプトの怪しい民間療法や美容術の本を眺めてみたことがあるんだが非常におもしろいものである。)


…イヤこれがすんごくうまいのよ、麦酒とスパイスで柔らかくなった干し無花果。胡桃と糠床菌豆乳ヨーグルト(糠床から採れる上澄み液に含まれる乳酸菌をヨーグルトメーカーで培養してみたらぷるんぷるんの素敵なヨーグルトができて、世界でただ一つのオリジナルヨーグルトといって喜んで常食しているんである。)(こうやって作るんだよ。)と一緒に食べるの。

で、スパイスと無花果エキスの溶け込んだ麦酒シロップは冬の熱々ふうふうココアの甘味付けに好適なシロモノとなる。


この玉のように美しく完璧なはずのプロジェクトの唯一の瑕疵は、「飲み残せない」という一点のみである。

開けたら空けてしまうんである。


ああああ、今夜も自己嫌悪。