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酔生夢死DAYS

本読んだらおもしろかったとかいろいろ思ったとかそういうの。ウソ話とか。

恋とミューズ

今日は一日恋について考えていた。

恋という感情意識が日常をすべて、ひいては世界全体を塗り替えるという現象について。そしてあるいは芸術家にとってのミューズという存在について。

どんなルーティンの中にいても。

今までその日常のきれぎれ、単なる客観事象だったそれらすべての現象が何一つその客観的本質を変えることなく、ただけれど丸ごとぬりかえられる、読みかえられる。生きた論理によって己につながり、生き生きと意味を持ちそれぞれの物語を語りだす、その源泉の意味。

恋とは。ミューズとは。あるいはそれは個にとって対幻想のもつ力、共同幻想に至る力。

対象という焦点を得ることによって己の存在の意味が開かれる。己の一部をその外部に投影し、閉ざされた閉塞した自己から解放のメディアを得て己がその世界の一部に、だが従属物として支配されるのではなく、世界を己の属するものに塗り替える形でそこをそのまま故郷とすることができる。

そうだ、エンジン全開、フルスロットルでぶつかれるからなんだ、脳内麻薬的快感なんだな。決して安らぎでなく。けれど己の脳内で何かが開かれる。おそらく生命力が輝く。